【動画】秀吉の親心「玩具船」/京都で公開=戸村登撮影 |
豊臣秀吉が長男に与えたおもちゃの乗り物「玩具船」(国重要文化財)は、走らせると波の上を進んでいるように上下動する構造だった。京都国立博物館(京都市東山区)で13日から始まる特別展「遊び」で公開される。
長さ2メートル、高さ・幅各1メートルの木製で、上部に屋形が載り、金箔(きんぱく)で飾った豪華な仕上げ。秀吉が鶴松(棄丸〈すてまる〉、1589〜91)に与えたもので、妙心寺(京都市右京区)に伝わる。
四隅に小さな車輪(各直径20センチ)があるほか、中央後部に大きな車輪(直径40センチ)が一つ付いている。模型で実験したところ、大きな車輪の軸の位置が中心からずれているため、回転すると船体が上下に動いた。