【上原佳久】国際宇宙ステーション(ISS)に今年末から滞在する予定の宇宙飛行士若田光一さんに、宇宙空間で初めて電子書籍を読んでもらう計画が進んでいる。いつでもどこでも新しい本が手に入る便利さを、「どこでも」の究極の場所、宇宙でアピールする狙いだ。
電子書籍販売サイトを運営する「イーブックイニシアティブジャパン」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を通じて企画した。JAXAの筑波宇宙センター(茨城県つくば市)から、通信衛星経由で電子書籍をISSに配信。日本の実験棟「きぼう」で、若田さんがパソコンに取り込んで読む。来年3〜5月ごろ、実施される予定だ。
財団法人「日本宇宙フォーラム」によると、宇宙空間で電子書籍を受信して読むのは初めてという。