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中越沖地震の死者9人に 不明1人、負傷者は1089人

2007年07月17日13時11分

 新潟県中越地方を中心に震度6強を観測した新潟県中越沖地震で、17日昼までに、新たに死者が1人増えた。午後1時現在の新潟・長野・富山の各県のまとめによると、地震による死者は計9人、行方不明者1人、負傷者は3県で計1089人に達した。住宅は新潟県内で全壊342棟、半壊97棟。被害の大きかった柏崎市などを中心に、113カ所の避難所に計約1万2000人が避難している。

 新たに死亡が確認されたのは、新潟県柏崎市大和町、無職飯野昌子さん(71)。

 柏崎市災害対策本部によると、飯野さんは地震発生前の16日午前、家族に「用がある」と言って崩壊した呉服店の近くに出かけたまま、行方不明になっていた。同日午後9時半ごろ、パトロール中の警察官がうめき声を聞いてのぞき込んだところ、がれきの下から手が見えた。警察や同市消防本部、自衛隊などが夜通し救助にあたっていたが、17日午前2時50分、医師が死亡を確認。午前4時12分にがれきの下から遺体が収容された。

 17日未明に死亡が確認されていた元井元さん(77)は、揺れで転倒して床などで頭を強く打ったとみられる。

 現地では余震が続いている。気象庁によると、体に感じる余震は17日午前11時までに87回。最も大きい余震は、16日午後3時半過ぎのマグニチュード5.8の地震による震度6弱だった。

 鉄道の運行は、17日になって大幅に復旧した。ただ、JR東日本によると、柏崎市の青海川駅そばで土砂崩れのあった信越線は犀潟―宮内で、柏崎駅で停車中の列車が脱線した越後線は柏崎―吉田で、不通が続いている。

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