柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の早期再稼働をめざす東京電力の広瀬直己社長は17日午前、刈羽村を訪ね、原子力規制委員会に同原発の安全審査申請をする方針や、原発内で建設中の「フィルター付きベント」の設置計画について、村議会に説明した。原子炉への注水設備を追加するなどの事故対策も示した。
広瀬社長は出席した村議11人に「福島第一原発事故の反省を踏まえ、安全な原発にするための方策を柏崎刈羽原発に織り込んできた」と強調し、「我々の対策が新たな規制基準に合っているか、(規制委に)チェックしてもらいたいと考えている」と語った。
同県の泉田裕彦知事は申請前に県にベント建設の事前了解を得るよう求めているが、原発容認派の品田宏夫刈羽村長はこだわっていない。
広瀬社長は午後、柏崎市議会にも同様の説明をする。今月5日の会談が物別れに終わった泉田知事には再会談を打診しているが、日程は決まっていない。