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【小松隆次郎】成年後見制度を利用して後見人をつけた障害者4人が、選挙権を認めなかった公職選挙法の規定が憲法違反だとして、国を相手に選挙権があることの確認を求めて札幌、東京、さいたま、京都の各地裁に起こした訴訟は17日、札幌以外の3訴訟で和解が成立した。札幌訴訟も18日に和解が成立し、4訴訟すべてが終結する見通し。
17日は、すでに原告が一審で勝訴し、審理が東京高裁に移っていた東京訴訟と、裁判が一審段階のさいたま、京都の各訴訟でそれぞれ和解が成立した。
このうち東京訴訟では、和解成立前に、高裁で第1回口頭弁論が開かれた。原告の名児耶匠(なごやたくみ)さん(50)は法廷で「選挙権が戻ってうれしいです」と述べた。