18日午前6時20分ごろ、北九州市門司区の太刀浦(たちのうら)海岸で釣りをしていた男性(61)から「岸壁近くに死体のようなものが浮いている」と110番通報があった。捜査関係者によると、遺体は女性で、頭にはポリ袋がかぶせられ、両手足を縛られて重りが付けられた状態だった。福岡県警は、女性が事件に巻き込まれたとみて、捜査を始めた。
門司海上保安部や福岡県警が船を出して女性の遺体を引き上げた。県警によると、女性は大人とみられ、衣服は着た状態で目立った外傷はないが、腐敗が進んでいた。県警は死因と女性の身元を調べている。
現場は、九州最北端で西日本有数のコンテナターミナルがある埠頭(ふとう)近くの海上。ターミナルを管理する北九州市港湾事務所によると、海岸への出入りは可能だが、夜間は人影がほとんどない。午前9時ごろ、警察から「死体が見つかったので閉鎖させてほしい」との連絡があり、付近一帯が立ち入り禁止となった。
現場近くとみられる岸壁では捜査員ら数人が、海面を見ていた。出入りしていた運送業者は「なにごとかと思った。港湾関係者しか来ない場所だが」と不審がっていた。