北海道のJR千歳線で15日に特急「スーパーおおぞら3号」の配電盤から出火した事故で、8両編成のうち、出火した車両とは別の3両にある自動列車停止装置(ATS)の基板3カ所が焼損していたことが18日、JR北海道への取材でわかった。同社が配電盤事故との関連を調べている。
同社によると、ATSの基板が焼損していたのは、運転席がある1号車、6号車、8号車。焼損は、3号車で起きた配電盤事故後の調査で判明した。配電盤とATSの基板はつながっておらず、何らかの機器を通して過剰な電圧が伝わった可能性もあるという。焼損によってATSの機能が失われたかどうかは分かっていない。
配電盤事故では、通常時にかかる電圧は24ボルトだが、配電盤の配線がショートしたため、20倍近い440ボルトの電圧がかかった可能性があると同社はみている。