北海道石油業厚生年金基金(札幌市豊平区)をめぐる汚職事件で、札幌地検は19日、同基金理事長、高浜一義容疑者(70)=札幌市中央区=を収賄罪で起訴し、発表した。
投資顧問会社ケートス・キャピタル・パートナーズ(東京都中央区)の元社長時岡慎(56)=東京都杉並区=、元同社営業担当部長菊原誠志(47)=東京都世田谷区=の両容疑者も贈賄罪で起訴した。
起訴状によると、高浜容疑者は同厚生年金基金の資産運用委員会の委員長だった2010年10月、他の投資顧問会社に運用させていた約34億円の基金の運用先をケートス社に切り替えることを同委員会で推薦。切り替えは決まり、同基金はケートス社と投資一任契約を結んだ。
高浜容疑者は11月、札幌市内のホテルの喫茶店で、時岡、菊原両容疑者から、10月の投資一任契約の謝礼と知りながら現金250万円を受け取った、とされる。