エンジンや配電盤からの出火が続いたJR北海道は19日、今後の安全確保策について発表した。車両基地出発時に特急エンジンの油漏れなどを点検するほか、1回あたりの運行車両数を減らすことも検討するという。
この日、札幌市の同社本社で開かれた記者会見で、豊田誠鉄道事業本部長は車両故障の多発について「車両の老朽化が進む一方で、輸送サービスのレベルの維持は必要で、車両を十分に休められていないという問題があった」と説明した。今後は車両への負荷を軽減するため、1回の運行あたりの車両数を減らしたり、特急を中心に全体的な運行本数を減らしたりすることを年内をめどに検討することを明らかにした。
ディーゼル車の特急については、車両基地から出発させる前に検査担当社員がエンジンからの油漏れや水漏れ、異常音などの有無について点検を実施する。また、配電盤については、19日から全ての車両を対象に点検を始めた。