航空自衛隊築城基地の食堂で人気の「牛すじカレー」を、地元の築上町観光協会がレトルトにして売り出した。昨夏、隊員食堂の定番「ビーフカレー」を商品化し、1年で5万食を売るヒット作に。今回は基地の献立に載るのが2、3カ月に1度というレアメニューを第2弾として放った。
基地秘伝の味は地域の資源――。そうにらんだ町観光協会が「定番のビーフ」に次いで「レアものの牛すじ」に目を付けた。再び基地側へ働きかけ、基地側はレシピ提供などで全面協力。レトルト化は飯塚市の食品会社「一番食品」へ委託した。
隊員食堂コック歴32年の調理長、木本俊廣さん(57)らが培った味。煮込んだ牛すじのコクと、トマトの水煮をベースにしたさわやかな酸味が特徴という。
大きめに切ったジャガイモやニンジン、タマネギなどの脇役が、牛すじとトマトを引き立てる。隠し味は、白みそ。まろやかさがぐっと増す。