JR九州の運行管理システムトラブルで18日の列車ダイヤが大幅に乱れた問題で、同社は19日も原因調査に当たった。ただ、原因はまだ特定できておらず、現在、普段は訓練などのために使う予備システムで運行を行っている。19日は始発から普段通りの運行を続けているが、元のシステムに戻して正常化するめどは立っていない。
JR博多駅の改札口には19日朝、利用者へのおわびの文書が掲示されていた。同社は予備システムによる運行でも安全上の問題はないとしているが、さらに不具合が起きた場合のバックアップ装置はないという。
今回の不具合が起きたのは、信号機やポイントを自動制御する装置。基板部分の交換の際、モニター上に列車の位置情報を示す機能が働かなくなった。青柳俊彦・鉄道事業本部長は18日の記者会見で、18日中にも原因を特定したいと述べたが、システムの複雑さもあり、原因究明には時間がかかっている。
一方、19日午前3時40分ごろ、日田彦山線石原町駅(北九州市小倉南区)構内で、信号機が赤から青に切り替わらないトラブルがあった。始発から運転を見合わせたが、約4時間後に復旧。普通列車7本、約1200人に影響が出た。JRによると18日のトラブルとは関係ないという。