中国・マカオで日本国籍の女性が殺害された事件で、埼玉県警は19日、住所不定、無職三橋勇容疑者(31)を強盗殺人の疑いで逮捕し、発表した。「殺していません。お金も奪っていません」と容疑を否認しているという。
捜査1課によると、三橋容疑者は昨年7月6日ごろ、マカオのマンション16階の部屋で、交際相手の無職、呉美樹さん(当時30)の腹などを刃物のようなもので数回突き刺して殺害。室内から約140万香港ドル(当時1香港ドル10円)と携帯電話などを奪ったうえ、借りていた約20万香港ドルの返済を免れた疑いがある。
2人はいずれも本籍地が埼玉県で、昨年4月からこの部屋で同居。呉さんと連絡が取れないのを不審に思った母親(54)が同7月19日にマンションを訪れ、遺体を見つけた。マカオの捜査当局が捜査に乗り出し、日本に帰国していた三橋容疑者が浮上。県警が刑法の国外犯規定に基づいて捜査していた。