2009年7月27日11時41分
若松公園に到着した「鉄人28号」の頭部=27日午前、神戸市長田区、西畑志朗撮影
「鉄人28号」の完成イメージ=KOBE鉄人プロジェクト提供
阪神大震災の復興のシンボルとして、神戸市長田区の公園に建立される漫画「鉄人28号」の巨大モニュメントの頭部が27日、大阪府岸和田市の製造会社からこの公園に搬入された。鋼鉄製で直径2.5メートル、重さ約0.9トン。9月末には、5階建てビルの高さに相当する約15メートルの鉄人が長田の街にそびえ立つ。
鉄人28号は神戸市出身の漫画家・故横山光輝さんが56年に発表した作品。震災で住宅や店舗の多くが全半壊・焼失した長田を元気づけようと、地元商店街などでつくるNPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」が06年に企画し、寄付や市の支援を得て総工費約1億3500万円のほとんどを集めた。
頭部は雨が上がった午前10時、JR新長田駅の約200メートル南にある若松公園に到着。トラックの荷台からクレーンでつり上げられると、詰めかけた商店主らから「おおっ」という歓声が上がった。(小野大輔)