【後藤洋平】昨年12月に亡くなった漫画家、中沢啓治さんの被爆体験をもとにした代表作「はだしのゲン」の絵本版が、英語と日本語の併記で新装され、29日に発売される。中沢さんは生前、漫画連載開始40周年の今年に向け、絵本の制作を進めていた。
絵本は、ゲンの父が戦争反対を唱えて非国民と呼ばれた場面や、原爆投下時の惨状、残されたゲンと母、妹の3人で生き続けようとするまでを描く。
絵本版は1980年、汐文社(ちょうぶんしゃ)から出版。今回の「新装・英日版 絵本はだしのゲン」(ディノボックス、税込み1680円)はストーリーは同じだが、原画に近づけた濃い色合いを出し、中3程度のレベルで読める英語の文章を付けた。