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【小池竜太、川田俊男】国内で唯一稼働中の関西電力大飯原発(福井県)の敷地内に活断層がある疑いが指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家会合は28日、3回目の現地調査を終えた。島崎邦彦委員長代理は活断層かどうかの見解を示さず、慎重に見極める考えを示した。3、4号機が定期検査で止まる9月までに結論を出すのは難しくなってきた。
問題の断層は2号機と3号機の間を走る「F―6」。重要施設の非常用取水路を横切り、活断層と判断されれば、国の規制基準に適合しないため大規模な付け替え工事が必要になる。規制委は活断層と判断すれば、定期検査前でも運転を止める考えを示していた。
調査は昨年10月に始まったが、結論が出ず長期化。活断層かどうかで専門家の意見が分かれている。関電が昨年掘削して調べたところ、建設時の調査が不十分で当時示した所に断層がなく、関電は断層の長さや位置を2度修正した。