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【山本奈朱香】東京都心から歩いて富士山頂へ――。極地冒険家の荻田泰永さん(35)と夏休み中の小学5年生の男女4人が31日、東京駅から162キロ先の日本最高峰を目指して出発した。8月10日の登頂を目指す。
「100マイル・アドベンチャー」と名付けられたイベント。北極圏の単独徒歩行などをしている荻田さんが発案、企画し、参加する子どもたちを募った。
荻田さんの原点は、22歳の時に初めて挑んだ北極。大学を中退し、将来への目標を持てずにいたが、冒険家の大場満郎さんがテレビで「若者を連れて北極を歩こうと思っている」と話しているのを聞き、大場さんに手紙を書いた。翌2000年に35日間かけて北極圏700キロを歩いた。この経験が転機になり、毎年北極へ通うようになった。今の目標は日本人初となる「無補給・単独・徒歩」による北極点到達だ。