電車内で専門学校生の女性(19)に痴漢したとして、福岡県警は1日、福岡県久留米市田主丸町地徳、九州電力社員の梯(かけはし)一広容疑者(58)を県迷惑行為防止条例違反容疑で逮捕し、発表した。被害者の女性自身が事件後も同じ時間帯の電車に乗って目撃者を探し出し、容疑者の特定につなげたという。
南署によると、梯容疑者は6月26と27両日の朝、4〜29分間にわたり、西日本鉄道の電車内で女性の尻を触ったり、自身の股間を押しつけたりした疑いがある。容疑を認めている、と署は説明している。梯容疑者は通勤中だった。
27日の事件の際、頻繁に後ろを振り返るなど、女性の挙動がおかしいことに気づいた乗客の男性2人が、梯容疑者を捕まえようとしたが、逃げられた。女性は被害を届けるとともに、翌日以降も同じ電車に乗り、約10日間かけて、この男性2人を探し、捜査への協力を依頼。2人の目撃証言などをもとに梯容疑者が特定されたという。