東京都世田谷区と地元商工団体などが進める自動車のご当地ナンバー「世田谷ナンバー」導入を巡り、反対する区民らが1日、国を相手取り、世田谷ナンバーを承認しないよう求める訴訟を東京地裁に起こした。「賛成多数とする区民アンケートの対象は偏っており、住民の意向の無視だ」と主張。現行の品川ナンバーの方がブランド力が高いと、存続を訴えている。
ご当地ナンバー「世田谷」計画原告は飲食店経営高木徹さん(46)ら23人。国土交通省は「ご当地ナンバーの訴訟は初めて」と戸惑う。
ご当地ナンバーの募集は2006年に続き2度目。国交省は今月中にも採否を決める。自動車登録台数が都内23区で最多の約20万台に及ぶ「世田谷」のほか、「杉並」「平泉」(岩手)「飛鳥」(奈良)「奄美」(鹿児島)など8都県の11地域が立候補した。