【赤井陽介】東北は過去最多、九州南部・奄美は最少――。気象庁が1日に発表した7月の天候まとめで、雨の多い地域と少ない地域がくっきり分かれた。雨の日数は少なかったものの、短時間の豪雨で平年の月雨量を超えた場所も。偏西風のコースが同じ範囲にとどまったのが原因だ。
気象庁によると、月降水量は東北が平年の182%、北陸が160%。それぞれ平年は7月25〜28日、同24日に梅雨明けしているが、今年はまだだ。平年の4倍近い785・5ミリが降った山形県酒田市を始め、6観測点では7月の最多記録を更新した。
一方、早くに梅雨明けした関東甲信から沖縄までは軒並み少雨に。九州南部では平年の13%、奄美では1%しか降らなかった。沖縄県久米島町や鹿児島県奄美市の0・0ミリなど12観測点で過去最少を記録。その半面、日照時間が長く、西日本(九州〜近畿)は平年より1・6度高い統計史上2番目の暑さだった。他の地域でも平年より1度以上、高い観測点が多かった。