山口県と島根県を襲った記録的な豪雨で、JR西日本は2日、JR山口線と山陰線で102カ所の被害を確認したと発表した。山口県では3年前にも豪雨でJR美祢線の橋が流され、全線復旧に1年2カ月かかっている。杉岡篤広島支社長は今回の被害について「美祢線の時より大きい」と話し、復旧には当時より長い時間がかかるとの見通しを示した。
同社によると、判明した被害は山口線(新山口―益田)で60カ所、山陰線(長門市―益田)で42カ所。橋が3本流されたほか、大規模な地滑りで社員が近づけない状態の場所もある。広範囲に浸水した山口県萩市須佐では、被害の把握が進んでおらず、さらに増える可能性もあるという。
山口線は5日、山陰線は4日に一部区間で運行を再開し、不通区間は代行バスやタクシーを走らせる。