古い消火器が破裂してけが人が出る事故が6、7月に2件続き、総務省消防庁は都道府県に消火器の適切な取り扱い方の周知を徹底するよう通知した。処分の際はレバーを操作せず、消火器リサイクル推進センター(電話03・5829・6773)に連絡するよう呼びかけている。
同庁によると、仙台市で6月20日に軒下の消火器を捨てようとした70代の男性が、岡山県倉敷市で7月8日に廃棄物処理業者の60代の男性がそれぞれけがをした。いずれもレバーを引いて消火剤を噴射しようとしたところ、底が抜けてガスが噴きだしたという。
同様の事故は過去5年間で9件あり、1人が死亡している。国内メーカーは2010年に自社製以外の消火器も回収するよう取り決めたが、年間の生産量約600万本に対して回収量は約300万本にとどまっており、同庁は老朽化した危険な消火器が相当数、残っているとみる。