北海道と青森県を結ぶ青函トンネル内にあり、国内で唯一乗り降りできる海底駅「竜飛海底駅」(青森県外ケ浜町)が、来春にも廃止されることが2日、わかった。2015年度に開業する北海道新幹線の工事のためで、同駅の見学も今年11月に終了する。
JR北海道によると、同駅は海面下約135メートルにあり、トンネルが開通した1988年3月に世界で初めての海底駅として開業した。例年4〜11月、見学者のために下り3本、上り1本の特急列車が停車。駅構内にトンネルの掘削装置や写真パネルなどが展示され、昨年度は約4300人が利用したという。
海面下149・5メートルにありトンネル改修工事で06年から使われていない「吉岡海底駅」(北海道福島町)も、正式に廃止されるという。