東京地検は2日、時効が成立していた事件で男性を誤って起訴し、不当に53日間勾留していた、と発表した。地検は男性を7月29日に釈放し、男性に謝罪したという。
地検によると、金品を盗む目的で2010年5月に東京都渋谷区内のビルに侵入したとして、東京区検は今年6月、男性を建造物侵入罪で起訴したが、起訴時には3年の時効が成立していた。初公判後に区検職員が誤りに気づいたという。
堺徹次席検事は「あってはならないことで申し訳ない」と話した。男性は別の事件で追起訴されているが、堺次席は「男性の特定につながる」として事件の内容は明かしていない。