首都圏の複数の現金自動出入機(ATM)にスキミング装置が取り付けられ、利用客の口座情報が読み取られるなどした事件で、警視庁がルーマニア国籍の男4人を不正作出支払用カード電磁的記録供用などの疑いで国際手配したことが2日、わかった。
組織犯罪対策特別捜査隊によると、国際手配した4人は24〜38歳。このうち2人は昨年8月、東京都渋谷区のセブン銀行のATMなどで、偽造キャッシュカードを使って海外の銀行口座から現金計5万円を引き出した疑いがある。残り2人は今年3月、港区の別のATMから現金を引き出そうとした疑いがある。
昨年10月〜今年4月、首都圏のシティバンク、セブン、新生の各銀行のATM計50カ所以上で、利用客の口座情報がスキミング装置で読み取られ、国内外で約1940万円が不正に引き出されたという。防犯カメラの画像などから、警視庁は今回手配した4人のほかに、外国人の男女6人が一連の事件に関与しているとみている。