2009年8月11日20時36分
総務省は11日、住民基本台帳に基づく09年の人口調査結果(3月31日時点)を発表した。総人口は前年より1万5人(0.01%)多い1億2707万6183人で、2年連続の増加。海外への転出入などによる「社会増減」は5万5919人増だったが、出生数から死亡数を引いた「自然増減」は4万5914人減だった。
「自然増減」は、出生数が108万8488人(前年比7977人減)と3年ぶりに減少に転じたのに加え、死亡数が113万4402人(同8818人増)と過去最多を更新したことから減少幅が広がった。「社会増減」は03年に次ぐ2番目の多さ。同省は「不況で海外から撤退する企業が増えているためではないか」と分析している。
3大都市圏の人口では、東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)と名古屋圏(岐阜、愛知、三重)で増加が続く一方で、減少が続いていた関西圏(京都、大阪、兵庫、奈良)の人口は1823万3496人(同2796人増)と5年ぶりに増えた。
都道府県別では、人口が増えたのは、東京、神奈川、千葉、愛知、埼玉、沖縄、大阪、滋賀、兵庫、福岡の10都府県。前年増加だった栃木、静岡両県は減少に転じた。年齢別では、15歳未満の年少人口が総人口の13.54%と前年よりも0.08ポイントの減少。65歳以上の老年人口は22.21%と0.64ポイント増えた。