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2012年8月11日15時32分
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がれきの間、私のバラ生きていた 女川の自宅跡通う日々

写真:3度の津波を耐えたバラ。仮設住宅へ連れ帰った翌年は100以上の花を咲かせた=2012年6月2日、宮城県女川町拡大3度の津波を耐えたバラ。仮設住宅へ連れ帰った翌年は100以上の花を咲かせた=2012年6月2日、宮城県女川町

写真:がれきしか残らなかった自宅跡に緑が芽吹く=女川町拡大がれきしか残らなかった自宅跡に緑が芽吹く=女川町

 宮城県女川町の役場仮庁舎が立つ高台の下から、女川港まで1キロ近く更地が広がる。かつては住宅や商店が軒を連ねたその一画で、ひとりの女性が、じっと足元を見つめて歩いている。自宅の庭で育てていた花の芽を探して――。

 東日本大震災の津波で、2階建ての家は流された。60歳になる彼女が家族と20年を過ごした家だった。近所の友人も失い、しばらくは自宅跡に近づくのがしんどかった。

 昨年6月、町総合運動場の避難所から仮設住宅に移った。花が咲く季節だった。自宅跡へ行ってみた。がれきの間から1本、すうっと緑の芽が伸びていた。

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