脱原発を訴え、東京・永田町の首相官邸周辺で毎週金曜日に続いている抗議行動は24日夜もあった。この日は原子力規制委員会の人事案の閣議決定を受けて、大勢の参加者が「人事案撤回」「今すぐ(野田佳彦首相は)やめろ」と声を上げた。
抗議を呼びかけている市民団体や個人などの連絡組織「首都圏反原発連合」のメンバーら10人は、22日に野田首相と面会した場でも人事案の撤回を求めたばかり。原発再稼働に反対して始まった抗議行動は、民主党本部周辺や霞が関の環境省まで広がった。
今回が6回目の参加という東京都世田谷区の無職女性(76)は「面会は『とりあえず意見を聞き置く』という単なるガス抜きにされた気がする。野田首相にまだまだ市民の声が届いていない」と憤った。