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高杉晋作らが江戸末期に「奇兵隊」を結成して来年6月7日で150年を迎える。隊を改めて顕彰しようと萩市は30日、全国晋作会連合会や県立大と共同で、当時の隊服を忠実に再現することに取り組むと発表、3者で制作協定を結んだ。
再現するのは、戊辰(ぼしん)戦争後の1869(明治2)年9月、下関裏町で撮影された写真で隊員7人が着ている服。米国製とみられる帽子をかぶり、首にはスカーフをまく人の姿も。萩博物館の一坂太郎特別学芸員は「日本で最も早く洋服を取り入れたのは、奇兵隊の軍服ではないか」とみる。
制作は、2018年の「明治維新150年」を記念し、市民や若者の参加をめざす記念企画の一つ。04年に萩開府400年にちなんだファッションショーを手がけ、服飾文化を発信してきた県立大国際文化学部の水谷由美子教授に依頼。水谷教授は学生ら約10人と、時代背景や素材などを調査・研究しながら仕上げる。萩博物館に事務局のあるNPO法人の全国晋作会連合会(藤原弘毅会長、約240人)も全国7支部に募金活動などの協力を求める。