徳島県神山町では、生産量日本一を誇る特産品のスダチを室内一面に広げて乾燥させる陰干し作業が本格化している。
果皮を4日ほど日陰で乾燥させてスダチ独特の酸味を引き立たせ腐りにくくさせる作業で、8月下旬から約1カ月間、行われている。
農家、橋本純一さん(80)方では16畳2間の作業場で収穫したてのスダチ約4万個が、わらの上に敷き詰められていた。
近年では乾燥機を使い、棚で乾燥させる手法が増え、昔ながらの伝統風景が減っているという。橋本さんは「手間をかけても自然の空気が一番」と話す。
陰干しされたスダチは冷蔵庫で保管され、10月ごろから出荷される。