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2011年9月10日22時47分

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あの人に届け 夜空に1千個の紙気球 相馬市で鎮魂行事

【動画】福島・相馬で鎮魂の「天灯」放つ

写真:「天灯」を夜空に上げる参加者たち=10日午後6時56分、福島県相馬市の松川浦、相場郁朗撮影拡大「天灯」を夜空に上げる参加者たち=10日午後6時56分、福島県相馬市の松川浦、相場郁朗撮影

 東日本大震災の犠牲者を追悼して紙製の気球を打ち上げる鎮魂の行事「天灯(てんとう)」が10日、福島県相馬市であった。遺族ら1千人が参加し、1千個の気球を夜空に放った。

 地元の伝統行事「相馬野馬追(のまおい)」を通じて同市と交流のあるファッションデザイナー山本寛斎さん(67)が企画した。高さ120センチの気球は耐熱性の紙と竹で作られ、固形燃料で空気を暖めて飛ぶ。会場のあちこちから放たれた気球は風に乗り、夜空を流れていくように浮かび上がった。

 大西唯章さん(45)は、同市磯部で妻由美子さん(当時44)を亡くした。親族らと五つの気球を無事に浮かばせ、「きっと妻にも届いたんじゃないかな」と話した。(木原貴之)

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