現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. その他・話題
  5. 記事
2011年9月16日7時4分

印刷印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

福島第一、無保険の恐れ 損保各社が打ち切り検討

関連トピックス

図:原子力事故の損害賠償の仕組み拡大原子力事故の損害賠償の仕組み

 東京電力福島第一原子力発電所に対し、損害保険各社が損害賠償保険の契約打ち切りを検討していることがわかった。損保による民間保険は災害以外の原因による事故の賠償のために支払われる。契約が打ち切られれば、国内で初めて、これらの事故に対して「無保険」の原発となり、万一の時に賠償に支障をきたすおそれがある。

 民間保険は、損保23社でつくる「日本原子力保険プール」(日本プール)が引き受けている。1年契約で、福島第一は来年1月に期限が来るため、年内に更新するかどうかを決める。

 しかし、3月の東日本大震災で福島第一が事故を起こしたため、損保各社は更新に慎重になっている。原発が正常な状態ではなく、通常よりシステムの不具合やミスなどで再び事故が起きるおそれが高いからだ。

 東電は1〜3号機の原子炉を来年1月半ばまでに「冷温停止」の状態にして安定化する方針。だが、大手損保幹部は「保険は、原子炉が正常に運転され、放射性物質が漏れていない原発が対象。このままでは継続は難しい」としている。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

汚染はどこまで拡大したのか。政府が強調する『安全』は果たして信じていいのか――。

私たちは、深刻な放射能汚染と隣り合わせで生きている。危機が現実化する前に─。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介