経済産業省は30日、週刊誌で女性問題が報道され、海江田万里元経産相から厳重注意された西山英彦前審議官(54)=大臣官房付=を同日付で停職1カ月の懲戒処分にした、と発表した。省内で報道について事実関係を調査した結果、勤務時間中の不適切行為があったと認められたため。
経産省によると、西山氏は今年3月下旬から6月にかけて相当な回数、経産省内の執務室で、勤務時間中に女性職員と抱擁と口づけをした。女性職員も同日付で訓告処分を受けた。
西山氏は東京電力福島第一原発が事故を起こした直後の3月13日以来、原子力安全・保安院の記者会見で報道対応を務め、知名度も高かった。女性問題報道が発覚し、6月29日に報道対応を外れた後、待機ポストの大臣官房付にされていた。
西山氏の処分について、枝野幸男経産相は「今後二度と起こらないよう、全職員に規律徹底を図る必要がある。特に(原発事故で)被害を受けられた福島をはじめとする住民に改めておわびする」と述べた。