杉などの間伐材を利用した魚礁を海に沈め、森と漁場を守る取り組みが、日本海に浮かぶ島根県隠岐の島町で進められている。3日には、新開発の定点観察用カメラを設置した。
島の民間研究機関・海中景観研究所が昨年12月、地元の森林組合が間伐した杉や竹を束ねて魚礁を作り、効果を比較するためのコンクリート製の魚礁と4基ずつを漁港近くの水深約10メートルの海底に沈めた。これまでの調査で、メジナやスズメダイ、イシダイなどが集まる様子を確認した。魚礁の木をフナクイムシが食べ、その穴にすむエビなどが魚の餌になるという。