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忍者30人手裏剣の技競う 初の選手権、伊賀の男性V

2009年10月6日1時3分

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写真:手裏剣を手の上で転がせてみせる参加者=三重県伊賀市手裏剣を手の上で転がせてみせる参加者=三重県伊賀市

写真:忍者 de Nightで踊るちびっ子=三重県伊賀市上野丸之内
忍者 de Nightで踊るちびっ子=三重県伊賀市上野丸之内

写真:優勝し、純金製の手裏剣を手にする三重県伊賀市の会社員中川裕穂さん優勝し、純金製の手裏剣を手にする三重県伊賀市の会社員中川裕穂さん

 「伊賀流手裏剣打(うち)選手権大会」が、三重県伊賀市上野丸之内の伊賀流忍者博物館で初めて開かれた。同市東高倉の会社員中川裕穂さん(29)が手裏剣3枚を的に命中させて優勝し、純金製の手裏剣を獲得。多くの参加者は手裏剣を投げる前に独自のパフォーマンスを披露して大会を盛り上げた。伊賀地域や県内の参加者の活躍も目立った。

 大会の冒頭、廣澤浩一・伊賀上野観光協会会長が「フェアプレーにのっとって競技を進めてほしい」とあいさつ。甲賀流伴党21代目宗家の川上仁一大会長らが忍術の演武を披露した後、大会が始まった。

 優勝した中川さんは同館が販売するステンレス製の手裏剣で1カ月前から自宅で練習したという。重さ約45グラムの純金製手裏剣(約15万円相当)を手に「この手裏剣は投げずに自宅に飾ります」と笑顔だった。

 予選とは違い、決勝では個性あふれるパフォーマンスが多かった。愛知県安城市の大見晃さん(48)が持参した甲冑(かっちゅう)をまといひざまずくと、司会者が「秀吉の首を取って参れ」と指示。大見さんは力強く「ははっ」と応じた。栃木県大田原市から参加した井上俊さん(17)は刀で豪快に「九字」を切った後に「手裏剣はスポーツです」と宣言。準優勝し、賞品の純銀製の手裏剣を獲得した。

 地元勢の活躍も目立った。伊賀市希望ケ丘西2丁目の忍者研究家、池田裕さん(51)は鎖鎌を使った華麗なパフォーマンスを披露。同市在住の「くノ一」、末石幸代さん(28)は手裏剣2枚を命中させて6位に入った。外国人で唯一決勝に残った津市の外国語指導助手(ALT)のブラジル人、マルケス・ジュデオンさん(27)は、正座をして黙祷(もくとう)した後に手裏剣を投げた。

 同館の中川清子館長は「参加者が忍者になりきった大会で満足している」と笑顔だった。大会の前日の3日夜には、前夜祭「忍者 de Night」が同館で開かれ、21人が独自の衣装や小道具を使ってパフォーマンスを競った。(吉田海将)

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