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子どもの不登校・発達遅れ、親の6割「相談先に困った」

2009年10月7日11時50分

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 発達の遅れや不登校など、子どもの心に関する問題で専門病院を訪れた親の6割が、「どこに相談したらいいか困った」と感じていたことがわかった。厚生労働省の研究班(班長=奥山真紀子・国立成育医療センター部長)が6日、子どもの心の診療拠点を整備するための同省の有識者会議で報告した。

 同センターなど全国16の小児専門の総合病院を、08年9月〜09年2月に受診した外来患者の保護者に、無記名でアンケートを依頼し、約4千人から回答を得た。このうち2085人分を解析して中間報告にまとめた。

 他人とうまくかかわれないなど、親が子どもの異変に気づいたのは平均5.1歳のとき。全体の62%の親が、問題に気づいたときに、「どこに相談したらいいか困った」と答えた。小児精神科など専門の医療スタッフがいる専門病院にたどり着くまで、平均2.2年かかっていた。

 子どもの親など、家族内に精神的疾患を抱える割合が3割に上ることもわかった。家族の病気としてはうつ病が圧倒的に多かった。

 奥山さんは「子どもの心の問題をきちんとみられる診療体制の整備はもちろんのこと、教育、行政、医療が連携し、適切な時期に適切な支援ができる仕組みづくりが大切だ」と話す。

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