橋が流され、崩落した国道=8日午前10時43分、愛知県知多市、本社ヘリから、古沢孝樹撮影
空の便は欠航が相次ぎ、大阪空港の搭乗口は閑散としていた=8日午前7時26分、高橋正徳撮影
台風18号の影響で、民家に木が倒れかかった=8日午前6時43分、大阪府東大阪市、筋野健太撮影
冠水した道路でタクシーが立ち往生していた=8日午前6時40分、名古屋市中区、恵原弘太郎撮影
台風の影響で落果した「ふじ」=長野県松川町元大島
大型の台風18号は8日午後3時現在、暴風域を伴ったまま宮城県付近を北東へ進んでいる。近畿から東海、関東地方では8日朝にかけて激しい風雨に見舞われ、警察庁などによると埼玉県と和歌山県でそれぞれ死者1人が出たほか、10府県で計25人が重軽傷を負った。東海や関東地方では雨のピークは越えたが、引き続き強風への警戒が必要だ。台風の上陸は07年9月以来2年ぶり。
気象庁によると、18号は8日午後3時現在、宮城県白石市付近を時速45キロで北東へ進んでいる。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。勢力を次第に弱めながら、8日夜には三陸沖に抜け、9日未明には北海道付近に達するとみられる。9日正午までの24時間予想雨量は東北地方300ミリ▽北海道150ミリ▽北陸地方100ミリとなっている。
愛知県常滑市では8日午前5時9分に最大瞬間風速44.2メートル、東京都千代田区では午前8時39分に同30.2メートル、神戸市では午前2時52分に同36.1メートルを観測した。茨城県土浦市と龍ケ崎市、千葉県九十九里町では竜巻とみられる突風も発生。電柱や信号がなぎ倒されたり、家屋の屋根や窓ガラスが損壊したりした。
首都圏の鉄道では、JRが大半の路線で一時運転を見合わせ、午前11時までに通勤・通学の225万人に影響が出た。空の便も運休が相次ぎ、大手航空2社によると、正午までに国内線計374便の欠航を決めた。東名高速は富士―清水と豊川―豊田の上下線で、強風と高波のため早朝から一時通行止めになった。