台風の影響でJR山手線が不通となり、振替券を求める乗客らで混雑する渋谷駅の改札口=8日午前9時8分、東京・渋谷、細川卓撮影
台風18号の影響で、首都圏の鉄道も、通勤・通学時にJRが大半の路線で運転を見合わせるなど、ダイヤが大幅に乱れた。JR東日本の午前11時現在のまとめでは、約225万人に影響した。
JR東によると、午後2時半現在、東海道、中央、山手、京浜東北、埼京、横浜、総武、武蔵野など首都圏の各線の主要区間は運転を再開したが、遅れが出ている。
成田エクスプレスのほか、東海道、総武、中央、常磐の各線の特急も午前中は運転を中止。湘南新宿ラインは8日終日の運休を決めた。
京急電鉄では、品川や横浜などのターミナル駅にJRからの振り替え輸送による乗降客があふれ、午前9時半から約1時間半にわたって全線での運転を取りやめた。「多くの客がホームで身動きがとれなくなり、安全確保を優先した」と担当者。振り替え輸送が原因で運休するのは異例という。
東京メトロ東西線は強風のため東陽町―西船橋間で運転を見合わせていたが、午後0時半に再開。同線だけで約29万人に影響した。
東海道新幹線は午前10時40分までに上下18本が運休になった。JR東海によると、強風のほか、新横浜―小田原間など3カ所で線路上の倒木の撤去を行ったためという。東北、上越、長野、秋田、山形の各新幹線も風速計が規制値を超えたため、断続的に運転が止まっている。