東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を見守る福島県の健康調査で、18歳までの子ども全員を対象にした甲状腺検査が9日、福島県立医科大(福島市)で始まった。2年半で36万人の検査を一巡させる。その後も定期的な検査を生涯続ける。
対象は震災当日に0〜18歳だった全県民で、県外に避難した人も含まれる。
初日に検査を受けたのは、事故直後から高い放射線量が測定されている飯舘村、浪江町、川俣町にいた子どもたちのうち、144人。ベッドで横になった子どもの首に医師が超音波検査装置をあて、甲状腺の大きさやがんにつながるしこりの有無を確認。1人5分ほどで検査を終えた。結果は1カ月後に通知される。