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「へぇ〜」工場ツアー人気 「無料で知的」、シニアも(1/2ページ)

2009年10月18日10時1分

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写真:初めて間近で眺める飛行機に歓声をあげながら整備場を見学する親子ら=9月14日午後、東京・羽田空港初めて間近で眺める飛行機に歓声をあげながら整備場を見学する親子ら=9月14日午後、東京・羽田空港

図:首都圏の主な企業・工場見学拡大首都圏の主な企業・工場見学

 工場や企業の見学ツアーがブームを巻き起こしている。企業活動に理解を深めてもらおうと参加費無料のものが多く、対象は親子連れから恋人同士、シニア層にまで広がる。景気が低迷するなか、キーワードは「お金をかけず、ちょっと知的に」だそうだ。

 「飛行機の前の方についている金属の部品は一体何でしょう?」「速度を測る装置です」。羽田空港にある日本航空(JAL)の整備工場。客室乗務員の女性がハンドマイクで説明すると、ヘルメットをかぶった子供たちから「へえー」と歓声が上がった。

 JALの整備場見学。見学客は年間5万〜5万5千人で推移してきたが、昨年度は過去最高の約6万人が訪れた。今年も半年先まで、ほぼ予約でいっぱいだ。広報部は「不景気なので、『無料』が受けているのかも」とみる。

 横浜市から小学校の運動会の「振り替え休日」を利用して来たという大石さん一家。夢は「パイロットかサッカー選手」という琉聖(りゅうせい)君(9)は「クイズで飛行機の仕組みがわかった」とニッコリ。母雅美さん(37)も「エンジンって大きくてきれいですね。勉強になります」。お菓子工場の見学など、毎年1度は工場に出かけているという。

 かつて出荷額日本一を誇った京浜工業地帯を抱える川崎市。排ガスや煙でイメージはいま一つ。だが最近、「夜の工場は幻想的」と、恋人同士が港近くに集まったり、写真集が発売されたりするようになった。ネットの世界では、「工場萌(も)え」という言葉も生まれている。

 そこで市は昨年、市民向けの工場ツアーを実施。45人の枠に100〜350人が応募するほどの人気で、特に夜景ツアーは約17倍の767人が応募した。同市商業観光課の担当者は「以前は観光資源といえば川崎大師くらいだったんですけどね」とにんまり。

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