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2011年10月14日16時54分

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ニセ報告書にだまされ1億1千万円補助金交付 環境省

写真:建物の中に必要な装置が整備されていなかった工場=京都市南区拡大建物の中に必要な装置が整備されていなかった工場=京都市南区

 温暖化対策に取り組む廃棄物処理業者を支援する国の補助事業で、ニセの工場写真が添付された報告書をもとに、環境省が約1億1千万円の補助金を支払っていたことが、会計検査院の調べでわかった。検査院は「審査が不十分で、著しく不適切」と指摘する方針。環境省は補助金の返還を求めている。

 この事業は、廃棄物分野での温暖化防止のため、先進的なリサイクルなどに取り組む施設に対し、整備費の3分の1を補助する。施設の整備後に補助金を交付。民間業者からの公募が多く、運転状況の報告なども義務づけられている。

 問題が見つかったのは、京都市南区の産廃処理会社「ティアール」(2008年設立、今年2月に解散)への補助事業。食品工場の廃棄物からメタンガスをつくり、ボイラー用燃料に変える事業を始めると応募。施設が完成したとする報告書を提出し、環境省から09年8月、約1億1千万円の補助金を受けた。

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