【動画】カキ出荷解禁で南三陸の仮設処理場でカキむき |
宮城県名産の養殖カキの出荷が15日、一斉に解禁された。東日本大震災の津波の被害で昨年は例年の1割も出荷できず、関係者は今年に復活を期していたが、猛暑の影響で出荷は例年より半月以上遅くなった。
南三陸町の海沿いにある真新しいテント張りの仮設カキ処理場。午前6時前から、漁師と家族らが殻むき作業を始めた。時折笑顔を見せながら、手際よく殻から身を外していた。
同町の宮城県漁協志津川支所では、津波で管内に6カ所あったカキ処理場がすべて全壊。今月4日、ヤマト福祉財団などの支援で県内で初めて仮設処理場ができた。85漁業者が利用するという。同支所の遠藤勝彦・かき養殖部会長(59)は「カキはこれから冬場に向けてもっと成長してほしいが、この日を迎えられたことに感謝したい」と話した。