【動画】ウミガメとランデブー=竹谷俊之撮影 |
【竹谷俊之】静岡県伊東市川奈沖で、アオウミガメと一緒に泳げるダイビングが人気を集めている。週末には水中カメラを手にした大勢のダイバーが訪れ、人気アイドルの撮影会のようだ。
現地で15年間ガイドをしている鬼頭健介さん(44)によると、ウミガメが居着いたのは初めてという。7月末から水深約5メートルの岩場周辺で見られるようになり、最も多いときで計4匹が確認された。地元ダイバーたちから「スージー」(甲長約45センチ)と「ナオミ」(同約60センチ)の愛称で呼ばれる2匹と遭遇できる確率が高い。鬼頭さんは「優雅に泳ぐ姿をダイバーに見せてくれるので、触ったり、しつこく追いかけたりしないで」と話す。
日本ウミガメ協議会(大阪府枚方市)の石原孝主任研究員は「関東周辺の本州沿岸でウミガメが居着く例はあまり聞かない。エサが豊富なことが考えられるが、これから水温が低くなるので移動してしまう可能性もある」という。