木の上で羽を休めるトキの群れ=27日午前9時21分、新潟県佐渡市新穂地区、安冨良弘撮影
国の特別天然記念物トキの2次放鳥からまもなく1カ月。27日朝、新潟県佐渡島の放鳥場所近くの枯れ木の枝に9羽がそろい、白い羽を休める姿が確認された。
当初は数羽ずつ点在していたが、最近になって昨年放された2羽と合流し、9羽の大きなグループを作った。田んぼに降りてはえさを採り、また木の上に舞い戻る。くちばしを背中の羽に入れて眠る姿もみられた。
今年放鳥されたのは計19羽で、残りも周辺に点在しているようだ。昨年の初放鳥では群れにならず繁殖に失敗したが、観察する島民らは「このまま群れで島にとどまり、来春こそ繁殖してほしい」と見守っている。(高橋淳)