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【北野隆一】天皇、皇后両陛下は28日、東京競馬場(東京都府中市)で開催された第146回天皇賞レースを7年ぶりに観戦した。近代競馬150周年記念事業の一環。優勝した「エイシンフラッシュ」から下りて深く一礼するイタリア人騎手に対し、両陛下は8階貴賓室から手を振ってたたえた。
レース前には、東日本大震災の被災地復興を願って「東日本伝統馬事芸能」が披露された。天皇陛下は福島県の相馬野馬追(のまおい)の騎馬会会長らに「震災でずいぶん苦労されたでしょう」。岩手県のチャグチャグ馬コの同好会会長らには、皇后さまが「鈴がきれいでしたね」と話しかけたという。
春と秋の年2回ある天皇賞は、明治天皇による競馬奨励のための賞品下賜(かし)に由来する。1947年秋から天皇賞の名称になり、両陛下は2005年と皇太子ご夫妻時代の87年に天皇賞レースを観戦。皇太子さまは07年5月に日本ダービーを観戦している。