【緒方雄大】女子レスリングで、五輪と世界選手権を合わせて13大会連続世界一を達成し、国民栄誉賞が決まっている吉田沙保里選手(30)が5日、出身地である津市内の特別支援学校や母校久居高校を訪ねた。
午前中は、母幸代さん(57)と、治療をしながら学ぶ津市大里窪田町の県立緑ケ丘特別支援学校を訪問した。小学部〜高等部の生徒約30人が参加。まずは大画面を使い、吉田選手のこれまでの道のりを振り返った。質問やクイズの回答で、吉田選手が過去にレジ打ちの仕事に就きたかった話や、好物が実家のからあげという話を披露すると、会場からは笑いが起きた。
最後に、生徒たちによるふるさとを思う歌を聴いて涙を流した吉田選手は「みんなから元気とパワーをもらった。一緒に頑張っていこう」と語りかけた。