【動画】戦車、北海道から九州へ |
陸上自衛隊第7師団(千歳市)の90式戦車4両を含む53両が6日夜、大分・日出生台(ひじうだい)演習場で10日に始まる大規模演習に参加するため、東千歳駐屯地を出発した。苫小牧港まで公道を約30キロ走行。7日にフェリーで同港から大分港に向かった。道内部隊が九州での演習に参加するのは初めて。
演習は、新しい防衛大綱で中国軍の台頭などに対応した「南西重視」と、全国各地に必要最低限の装備や人員を配置する従来の「基盤的防衛力」から「動的防衛力」への転換を打ち出したのを受け、実施される。
北部方面総監部によると、90式戦車は道内にだけ実戦配備されている。30キロもの公道走行やフェリーでの移動は初めてで、移動も訓練に位置づけられた。重さが50トンあるため、道路保護や振動・騒音防止用のゴムパッドを装着した。走行中、車両1台から白煙が上がり走行できなくなったため、陸自は代わりの車両を駐屯地からトレーラーで運んで積み込んだ。