愛媛県警今治署の護送用ワゴン車から、恐喝容疑で逮捕された男が逃走した事件で、ワゴン車が逃走直後に追突事故を起こしていたことがわかった。この事故を同署は発表しておらず、村上正・副署長は「逃走と事故は直接関係がなく、事故の程度も発表基準に満たない軽微なものだったので、発表しなかった」と説明している。
今治署によると、同県今治市内で先月31日午後、男が逃走した際、追跡しようとした署員の運転手がサイドブレーキをかけたが、ギアが「ドライブ」のままだったため利きが緩く、約2メートル先で信号待ちをしていた乗用車に追突しバンパー部分を損傷させた。けがはなかった。
男は、今治市出身の安倍健史容疑者(26)で、今も行方はわかっていない。逃走事件をめぐっては、同署は当初、「逃走された時に初めて手錠が外れていることに気づいた」と説明していたが、その後「男の手錠が外れていることに気づき、手錠をかけ直している際に逃げられた」と訂正している。