阪神大震災で全壊した兵庫県芦屋市の寺が、16年ぶりに再建された。6日に落慶法要が営まれ、檀家(だんか)ら330人ほどが祝った。
844年に建立されたという浄土宗阿保山親王寺(あぼざんしんのうじ)。1993年に築300年以上の本堂を建て替えたが、95年の阪神大震災で、東隣の4階建てのマンションが倒壊。木造平屋建ての新築の本堂にぶつかり、押しつぶされた。
約430軒の檀家たちは、93年の建て替えで多額の寄付をしたばかり。自分たちも自宅が壊れるなど被災し、すぐに再建することは難しかった。こつこつ資金を積み立て、昨年4月に着工。今年5月、鉄筋コンクリート2階建ての本堂が完成した。