たばこの「密輸」が急増している。財務省によると、空港や港で違法に持ち込まれた「紙巻きたばこ」の摘発は、今年1〜3月が前年同期の2.2倍の15万2千本、4〜6月が8.7倍の30万4千本に達した。3月の東日本大震災後に急に増えたという。
財務省は「震災で国内のたばこ工場が被災し、品薄感が広まったためではないか」とみる。昨年10月からたばこ税が増税されたことも背景にあるようだ。
海外から一定量を超えてたばこを持ち込む場合には、たばこ税や消費税で1本当たり11円が課税される。税関への申告が必要だが、隠せば脱税になる。