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「高島易断」鑑定士名乗り詐欺容疑 5億円余集金か(1/2ページ)

2009年11月10日16時51分

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 水子供養などの名目で女性2人から計約270万円をだまし取ったとして、兵庫県警は10日、和歌山市黒田の占師、西園徳盛(にしぞの・とくもり)容疑者(61)を詐欺の疑いで逮捕した。捜査関係者が明らかにした。西園容疑者は運勢占いで知られる「高島易断(たかしまえきだん)」の鑑定士を名乗り、過去11年間で約700人から約5億6千万円を集めていたという。県警は他にも被害者がいるとみて裏付けを進める。

 県警によると、西園容疑者は08年1月、自分や長男の病気の相談に来た神戸市垂水区の女性(59)に「水子がいるので高野山の行者に毎日祈らせる」とうそを言い、永代供養料名目で200万円を詐取。今年7月には、堺市中区の女性(75)に「水子供養をすれば行方不明の次男が帰ってくる」と根拠のないことを告げ、約70万円をだまし取った疑いがある。調べに対し、「祈っていた」と容疑を否認しているという。

 西園容疑者は「高島易断霊心館総本部総師(そうし) 高島秀丞(しゅうじょう)」などと称し、新聞折り込みで「伝統ある日本最古易断」「悩み解決」と宣伝。兵庫県内の公共施設の会議室などで相談会を開き、供養料や祈祷(きとう)料の名目で金を振り込ませていたという。

 朝日新聞の取材に応じた兵庫県内の80代の女性は04年7月、自身の糖尿病や家族関係についての悩みを西園容疑者に打ち明けた際、「亡くなった家族が天国から呼んでいる。あなたは今年中に死ぬ」と言われた。西園容疑者は法衣をまとい、手元には水晶玉が置かれていた。不安になった女性は指示されるまま、千日分の祈祷料として計400万円を支払った。

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